Whenever You Call 【Snow Man】

コアラの子*黒(我慢) ページ25

目黒side








平日の夕方。

家にいるのは、学校から帰ってきたAとオフで一日中いた俺、仕事が終わって帰ってきた佐久間くんと康二。



制服から着替えてリビングで座りながらスマホを見ていたAは、いつの間にかラグの上で眠ってしまっていたんだけど、帰ってきた佐久間くんと康二の騒がしい声に起こされ超不機嫌(笑)



「わぁ〜ごめんごめん、寝てたの気付かなかった」

「たくまくんがうるさいからA起きちゃったやんかぁ」

「康二も大声出てたじゃん！」




どっちがうるさかったかで揉める2人を無視して、目を擦ってまだ眠そうにするAを手招く。







「おいで、A」



そう言って自分の膝をポンポンすると、パッと嬉しそうな表情をしてこっちに来た。



「んふふ、めめの膝〜」



寝起きだからか、いつもよりふわふわしていて可愛い。
ソファに座る俺の膝に向かい合うように座る。







起こされたしもう一回寝るかなって思ってたけど、俺に体重をかけながらスマホをいじり始めた。



せっかく俺の膝に来たのにスマホかよ、ってちょっと悲しく思ってたら、左手はしっかり俺の服を掴んでいるのに気が付いた。



何それ、可愛すぎるじゃん…







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