Whenever You Call 【Snow Man】

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初めて話を聞いたときは、何かの間違いじゃないかと思った。

いや、今でもそうなんじゃないかと思ってるけど。


特別な理由でジャニーズに入ることになって、Jrとして少しずつお仕事をするようになったけど、グループに所属するなんて考えてもなかった。


しかも一番上の深澤さんとは13個も年が離れている。

緊張しなくて大丈夫だよ、なんて言うけど、そんなの無理だって…





「ここがAちゃんのお部屋ね。」

「俺とふっかの間だから、何かあったら何でも言ってね。」

「はい、ありがとうございます。」





そして、そう。
一緒に住むことになったの。

13歳で親元を離れることになった私のために、少し前から9人はシェアハウスをしていて、今日から私はそこにお邪魔することになる。


2階に上がって右側の、手前から二番目のお部屋。
そこが今日から私の部屋になる。

右隣が阿部さんで、左隣が深澤さんらしい。


優しそうな二人が隣でよかった…。





「大きい荷物はもう中に運んであるから、必要なものだけ出したらリビングに降りておいで？ご飯にしよう」




宮舘さんに言われて、コクンと頷いた。

新しいメンバーカラーの水色に塗られたドアを開けて、中に入る。



ああ、今日からあの人たちと一緒にここで暮らすのか。


お母さん、お父さん、私はSnow Manとしてやっていけるかな。
　
　
　
　

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